舌小帯短縮症

舌小帯短縮症は病気では無い!(進化or退化)
舌が短くても大学は卒業できたし、支店長にも成れた!
これは私の歯科医院の患者さんで、舌小帯短縮症の方のセリフです。(手術を勧めたところ怖いし、痛いから。別に何も困っていない。)

つまり舌小帯短縮症だからって何も支障なかったということです。

今から10年前まで私は1才半、3才児、小学校の歯科検診を担当していましたが、当時は検診項目にむし歯、歯並び、清掃状態、歯肉の状態、上唇小帯異常などはありましたが、“舌小帯異常”はありませんでした。

それでも私はこっそり“舌小帯異常”をチェックしていました。

すると検診されたお子さんや生徒さんの約60%以上が軽度から重度の舌小帯短縮症でした。

保育園、幼稚園、小学校低学年では舌小帯短縮症による構音障害(か・さ・た・らが上手く発音できない)の場合は、“ことばの教室”に入るか特別支援学校でことばの練習を行います。

これはクラスの担任の先生がチェックされるのかな?

それでも3年ぐらい通っていて改善されない場合に私の歯科医院に問い合わせが来ます。

でも舌小帯短縮症のお子さんが全員構音障害にはなりません。

それは口を閉じて話せばちゃんと話せるのです。

ことばの発音は、舌が上顎に触って発声します。

口を閉じていれば容易に舌が上顎に触れるのでこれもクリアするお子さんが多いです。

 



日本人の6割強の人が舌小帯短縮症
昔、ウルトラセブン第47話「あなたはだぁれ?」では、フック星人が夜の間に地球征服のために地球人と入れ替わる話でした。実は、皆さんの知らないうちに舌小帯短縮症型新人類が日本人のみならず、全世界で席捲しているのです。
それは、10年前に1才半検診、3才児検診、小学校の歯科検診をやっていた時に、検診ののチェック項目に「舌小帯短縮症」はありませんでしたが、私はこっそり「舌小帯短縮症」をチェックして驚きました。検診した6割以上の子供さんたちは軽度から重度の舌小帯短縮症だったのです。この子たちがそのまま大人になれば日本人の6割以上が舌小帯短縮症型新人類に入れ替わっているのも無理はありません。
舌小帯短縮症の二大症状と言えば、「哺乳障害と構音障害(か・さ・た・ら)が上手く発音できない。)」です。医師や歯科医師は単純に短い舌小帯を切れば治ると思っているが、実は傷口が癒着したり、瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)と言って引きつってしまう。このことが表で発表されないので余計に被害者が出ている。
もし、舌小帯短縮症が原因で“哺乳障害”、“構音障害”があるならばもっと世の中、マスコミや新聞やSNSで話題になっていいと思います。でもなぜ話題にならないのでしょう?
それは、哺乳障害で亡くなった赤ちゃんがいないからです。構音障害の人がいないからです。

但し、歯科検診で舌小帯短縮症と指摘しても小児科では、「哺乳障害の原因は舌小帯短縮症ではない。様々な原因がある。3歳までに『さ・ら』が言えなかったらその時に専門医に切って貰えばいい。それまで様子を見ましょう。」と手術を断られる。

なぜ赤ちゃんの哺乳障害=舌小帯短縮症が原因で、放置すれば構音障害になると位置づけたのでしょうか?それは助産師です。助産師は以前は産婆と呼ばれ、50年以上前は生まれてすぐの赤ちゃんの舌小帯が短いとおっぱいの吸い付きが悪いと判断して、ハサミでチョンと切っていました。これは医療行為と言うことで、それ以後当時の厚生省(現:厚生労働省)が口腔外科の舌小帯形成術として保険診療に導入されたので、産婆はできなくなりました。厚生省で認められたのは口腔外科の舌小帯形成術のため、小児科医のハサミでチョン切り、耳鼻咽喉科医の電気メス、レーザー切開、歯科医の電気メス、レーザーは保険外診療とされました。

それでも2008年頃、アナウンサーがニュース原稿を読む際につまらずにスラスラと読めることを「滑舌が良い。」と使われていました。「滑舌が悪い」のはいつしか舌小帯短縮症が原因と言われ、お笑い芸人や女優も高校時代に舌小帯を切ってトレーニングした話がありました。しかし、滑舌が悪いというのは舌小帯短縮症のことでは無く、「低位舌(ていいぜつ)」と言って舌がいつも下顎前歯の裏側を押し続けているために発音が滑らかにならないのが原因だった。舌小帯短縮症の場合は構音障害(こうおんしょうがい)と言い、沖縄のお笑い芸人が「スパム」のことを「シュパム」と発音したり、「カルボナーラ」を「ダーダナーダ」と発音することを言います。構音障害は舌が上顎に付いて発音するのに舌小帯短縮症だと舌が届かないで空振りした発音のことです。

「舌小帯短縮症の症状の「ソフトクリームが舐められない」「哺乳障害」「構音障害(滑舌が悪い)」変わり始めています。」
私は、 2008年ぐらいに「ソフトクリームとスプーン」という絵本を書きました。
これはソフトクリームは舌で舐めて食べるのが普通と思っていたのに、ミニストップでソフトクリームを購入するともれなくプラスチックのスプーンが付いてきました。最初戸惑いましたが、ソフトクリ食べるのに口の周りも汚さないし、舌が短くて舐められなくてもスプーンでは食べられるのです。もっと驚いたのは、周りの子供は口の周りに付いたソフトクリームは舌で舐めていたのですがそれも「紙ナプキン」で口の周りを拭いていました。昔の子供は、口の周りに付いた汚れは袖で拭いていたので口の周りが真っ赤になってクマゴロウ状態でした。それで舌小帯短縮症の手術して舌が伸びれば舐めることができるという啓蒙しようとしましたが、逆に「舐める」は無くなってしまいました。

「哺乳障害」
舌小帯短縮症でもお母さんの母乳がシャワーの様に出ていれば問題ないし、搾乳して哺乳瓶の乳首の穴を大きくして飲んでいます。ミルクも昔に比べ栄養価が高いので少量しか飲めなくても体重は増加します。

「構音障害(滑舌が悪い) 」
先日も「歌ウマ」の番組で高校生がインタビューの受け答えが何を言っているのか分かりませんでした。所謂、滑舌が悪いです。ですが、舌小帯短縮症の人は歌がうまいです。Kさんもそうです。それにハイトーンボイスが多いですが、これも舌小帯短縮症です。声優も最近多くなっていますが、これも舌小帯短縮症です。

つまり口を大きく開けて話すと滑舌が悪いですが、口を開けないで話せば聞き辛いですが、なんとか話せます。歌は舌が短いので口腔が木管楽器と同じ仕組みになり、反響しやすいので声が高くなります。逆に舌が長いと声は低いです。

つまり舌小帯短縮症でも手術しなくても問題なく生活できます。

もしかすると舌小帯短縮症が将来の人間の姿、新人類かもしれません。

逆に舌小帯が長い人は犬や猫と同じなので逆に病気と思われるかもしれません。
それでも、これからの舌小帯短縮症は軽度は舌を引っ張って伸ばし、重度は舌を引っ張った後に切れ込みを入れる簡単な手術にした方が良いのかもしれません。

 

 

舌小帯短縮症は病気では無く進化or退化?

 

・2018年口腔機能発達不全症が歯科の保険診療に導入されて歯科検診に“舌小帯短縮症”がチェック項目に加わりましたが、それ以前はスルーでした。

私が10年前まで1才半、3才児検診、小学校の就学前検診、歯科検診で、それまで“舌小帯短縮症”のチェックはありませんでしたが、こっそりチェックしていました。

すると、60%~70%ぐらいが軽度から重度のお子さんでした。

つまり、毎年人口の60%~70%の割合で舌小帯短縮症型新人類が旧型日本人と置き換わっているということです。

舌小帯短縮症は異常では無く、正常ということです。

・哺乳障害=舌小帯短縮症では無い!

よく舌小帯短縮症の赤ちゃんの症状に、“哺乳障害(ほにゅうしょうがい)”が言われますが、間違いです。

お母さんの乳首が陥没乳首で飲みにくかったり、乳房を咥え方が上手でなく真空状態にならなかったために空気を一緒に飲みすぎてしまい、ゲップが上手にできずにお腹が一杯になって浅飲みになるケースです。また、ガスがお腹に溜まり、苦しくて仰け反って泣くケースもあります。

母乳が飲めなければ残念ですが、哺乳瓶によるミルクで補ってください。母乳と違って、哺乳瓶では飲む量が分かりますので。

・舌小帯短縮症の舌小帯をハサミでチョンと切っても哺乳障害は治りません!寧ろ悪化する!

50年ぐらい前に、産婆さんが生まれたばかりの赤ちゃんの短い舌小帯を見て、おっぱいの吸い付きが悪そうと判断したらハサミでチョンと切っていました。これは生まれたばかりの赤ちゃんの舌小帯は薄い膜状のため、切ってもすぐに治るのです。

舌小帯を切る手術は生まれてすぐの赤ちゃんだけで、浅く切ることが重要です。

赤ちゃんの場合は、スキャモンの成長曲線が示すように、月齢で舌小帯の表面は強靭な舌を動かすためにどんどん角化して固くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前まで1才半検診、3才児検診、小学校の入学前検診、歯科検診を担当していましたが、検診項目に「上唇小帯異常」はあっても「舌小帯短縮症異常」のチェック項目はありませんでした。

当時、舌小帯短縮症の軽度から重度まで大体60%~70%チェックさせていただきました。

それでも私は、こっそり「舌小帯短縮症異常の重度」の1才半、3才のお子さんのお母さんには検診時に舌小帯短縮症の説明はさせていただきました。

小学校では保健の先生が「保健室たより」で舌小帯短縮症を紹介してくださり、重度のお子さんにむし歯勧告書にチェックさせていただきました。

検診の場合には、舌小帯短縮症を専門に手術している私の歯科医院への誘導は禁止されているために、みなさんかかりつけの小児科や歯科にかかり、「別に困っていなければやらなくていいよ。様子を見ましょう。(小児科は舌小帯短縮症の手術を禁止されている。歯科は舌小帯をチョンと切ればいいと思っているがやったことがないので躊躇する。)

後は、「ことばの教室」に通わされている幼稚園、保育園のお子さんは、小学校に上がるのに全然改善できないと私の歯科医院に来院されます。

ところが、2018年に厚生労働省が「口腔機能発達不全症」を歯科の保険診療に導入して、歯科検診に「舌小帯短縮症」のチェック項目が増えて保育園児3人来院されました。

「舌小帯短縮症 富士市 富士宮市」で検索すれば私の歯科医院がヒットします。

舌小帯短縮症は別に困らないのでスルーされそのまま大人になる

1才半、3才児検診、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校では「舌小帯短縮症」は歯科検診のチェック項目が無く、困るものでは無かったのでそのまま大人になるまでスルーされていました。

私の歯科医院の患者さんでも舌小帯短縮症の重度の方がいますが、「大学は普通に卒業したし、職場でも支店長になったので困らなかった。」と話されています。

つまり、舌小帯短縮症の方は歯科検診で60%~70%いましたので、日本人の主流は「舌小帯短縮症型新人類」に入れ替わっています。

滑舌が悪い原因は舌小帯短縮症もあるが低位舌(ていいぜつ)

 

 

正常な舌の位置は上顎の口蓋に舌がいつもついている状態です。

その場合、上下の歯は噛み合わさらないで隙間が空いています。

これを安静位空隙(あんせいいくうげき)と言います。

ところが舌小帯短縮症があると生後6か月の下顎乳前歯が生えてきた時からずっと歯の裏側を押し続けます。

すると生後7か月に上顎乳前歯が生えてきて、押し続けていた下顎乳前歯が上顎乳前歯の“前”に出て乳児期の反対咬合(受け口)になります。

この時、生後ずっとおしゃぶりや指しゃぶりをしていれば上顎の乳前歯が下顎の乳前歯を上から抑えこんで正常なかみ合わせになります。

但し、噛み合わせは正常でも舌がずっと下顎乳前歯を押し続けると、下顎乳前歯は内側に倒れてしまい、しゃくれ顎になります。

この時の舌の位置が低位舌です。

低位舌の舌の側面には“歯の圧痕”が見られます。

舌の位置が正常な場合、発音は上顎を触って発声します。

ところが、構音障害(か・さ・た・ら)、滑舌が悪い人は下顎前歯の裏側から発声するために上手く発音できないのです。

だから滑舌が悪いから舌小帯短縮症の手術をしても治らないのです。

哺乳障害は舌小帯短縮症が原因では無い!

2010年にフジテレビの笑っていいとも!のテレフォンショッキングにアナウンサーの福沢朗さんが出演されて、タモリさんに“滑舌棒(かつぜつぼう)”をプレゼントした。

使い方は、“滑舌棒”を口に咥えて、舌を棒の後ろに置いて、「ブラジル人ミラクルビラ配り」を3回言って、外してもう一度「ブラジル人ミラクルビラ配り」と言うと滑舌が良くなるというものでした。

これは“滑舌が悪い”原因は、舌が下顎の前歯の裏側を前に押している状態にいる“低位舌(ていいぜつ)”のために発音が上手くできないのです。

更に、日本語は

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