舌小帯短縮症とは

舌小帯短縮症

舌小帯とは

人間の口の中には7つの「小帯(しょうたい)」があります。

上唇小帯(じょうしんしょうたい)、下唇小帯(かしんしょうたい)、舌小帯(ぜつしょうたい)、上下左右の頬小帯(きょうしょうたい)の7つです。

上唇小帯は上唇を上に動かすために上顎の前歯の外側の歯肉と歯槽骨に付いていて、下唇小帯は下唇を下に引っ張るために下顎の歯肉と歯槽骨に付き、舌小帯は舌を前に出したり、上に挙げたり、左右に動かして食べ物を左右の歯で噛ませるために舌を動かします。舌小帯は下顎の口腔底という歯肉と舌骨に付き、上は舌先の舌の筋肉に付いて舌を自由に動かします。頬小帯は頬を動かすために上下左右の奥歯の頬側の歯肉と歯槽骨に付きます。

舌小帯は他の小帯と違い、あらゆる方向に舌を動かします。

例えば、短い釣り竿ですとワカサギなどの近場の小さい魚しか釣れませんが、長いリール付きの長い竿ですと大物が釣れます。

舌小帯も短ければ舌が殆ど動かず、摂食障害や発音障害になります。

本来、筋肉は骨と骨の間に付き、動かすものですが、舌は殆どが舌で舌の根元の小さいな舌骨だけに付いています。これによって舌は自由に動かすことができるのです。

人間の舌は、手が使えない犬や猫の様に食べるためだけなら舌は長い方が便利です。しかし、人間は手を使って食べられます。更に、人間は「ことばを話す」ために口腔(こうくう)を共鳴させ、舌の付く位置で発音しています。「話す」以外に「歌を歌う」があるためもっと舌が短くなる必要があります。但し、生まれてきた赤ちゃんの舌がみんな長かったら、「ことばを話す」「歌を歌う」が出来なかったのです。

だから赤ちゃんの舌小帯は短い状態で生まれてきます。でも最初の産声で薄い膜状の舌小帯は自然に切れますが、切れない赤ちゃんもいるのです。

それが舌小帯短縮症です。つまり自力で舌小帯が切れるか切れないかはその子の一生を決めると言っても過言ではありません。

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