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海外では舌小帯の表層だけ切る手術が出始めている

2019/01/12 舌小帯短縮症
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海外では舌小帯の表層だけ切る手術が出始めている。

海外では舌小帯の表層だけ切る手術が出始め、とは言え、まだレーザーで簡単に切る方法が主流だ。

このレーザーで舌小帯を水平に切ると、傷口はひし形(ダイヤモンド型)に広がり、オトガイ舌筋が露出する。

レーザーでは縫合しないのでそのまま治るため瘡蓋(かさぶた)が覆ってしまい、舌小帯は余計に“太く、固く”なり、可動範囲が狭くなる。

何のために手術したのか分からなくなるのである。

最近、舌小帯切除手術を載せているHPが増えているが、ハサミやレーザーで切除した後に縫合しているようだ。

しかし、術後は舌小帯が“太く”なっている。

この原因は、口腔外科の教科書的な手術方法が原因である。

それは、広がったひし形(ダイヤモンド型)の真ん中から縫合するからである。

一番距離があるため縫合するとかなり突っ張ってしまう。

そのため術後固くなる。

また、ひし形(ダイヤモンド型)の上部を縫合する時は唾液腺を縫ってしまい、ブランディン・ヌーン嚢胞(粘液嚢胞)を作ります。

ひし形の下部は、唾液の出る舌下小丘があり、唾液腺を縫合すると唾液が出口を無くして舌下部が膨らみ“ガマ腫”になります。

ガマ腫を放置すると舌の下部が大きく膨らみ嚥下、摂食障害になる。

慎重に縫合することが大事である。

海外の舌小帯だけ切る方法

方法は2種類あり、麻酔をしないでペアンで舌小帯を挟んで圧接して、その部分をハサミで切る方法。

もうひとつは、表層の舌小帯だけメスで切り、オトガイ舌筋を露出させない方法である。

これは患者さんが舌を動かさない全身麻酔でないとできない手法である。

暴れていてはできません。

井出歯科医院の新しい舌小帯切除手術方法

これは、舌小帯を上部をピンセットで掴み、その直下にハサミを浅く入れてそのまま上部の舌小帯を撤去する方法です。

この方法だと一部だけオトガイ舌筋が露出し、舌小帯上部を撤去することで“ハート舌”の治療も同時にできる利点がある。

縫合も2か所のみである。

そのため、傷口はとてもきれいですし、舌小帯も細いままです。

術後は舌トレーナーで舌を引っ張るのでもっと自然になります。

 

 

 

ライター紹介

ideshika

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  • 日本初、舌小帯と舌小帯短縮症と術後トレーニングをテレビで解説・舌小帯短縮症専門医

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