本文へスキップ

舌小帯短縮症の専門医 舌小帯無料相談 静岡県 富士市 医療法人社団 井出歯科医院

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0545-71-5725

〒419-0204 静岡県富士市入山瀬2-3-76  akikuni@tokai.or.jp

舌小帯が短いと困ること

舌小帯を切らない場合に出る障害

(1) 赤ちゃんの授乳障害
 赤ちゃんは母乳を飲む時は舌で乳首を口蓋に押し付け、上下の唇で乳房をピッタリつけて赤ちゃんの口の中を真空状態にします。そして舌が蠕動運動して乳首から母乳を喉の奥に送り込んでいます。しかし、生後間もない赤ちゃんは喉頭ができておらず、舌の根元に付いている喉頭蓋(気道と食道の切り替え装置)が機能しないために嚥下ができません。そのため呼吸は鼻から、母乳は口からになります。その際に喉頭蓋という蓋の脇を二股に分かれて母乳やミルクが食道に流れ込み、呼吸は鼻から喉頭蓋の真ん中から気管に空気が入ります。舌小帯が短いと舌の蠕動運動ができないので乳首から母乳が出ないため授乳障害になります。お母さんの乳腺炎はこれが原因です。また母乳の出が良かったり、哺乳瓶の乳首の穴が大きければ授乳障害になりません。そのため「授乳障害が無かったから舌小帯を切らなくていいでしょう?」というお母さんがいますが、舌小帯は授乳障害があって切るのではなく、短いから切るのです。舌小帯が短ければ嚥下運動ができないからです。

(2) よだれ
 離乳食が始まる頃から唾液腺から唾液が分泌されます。しかし、舌小帯が短いと嚥下ができないために唾液は口からでつぃ舞います。これが『よだれ』の正体です。

(3) 構音障害
 授乳障害で、小児科に相談に行くと必ず、「舌小帯は伸びる場合がある。3歳ぐらいで『らりるれろ』が言えなかったら専門医で切ってもらってくれ。すぐに切る必要はないので様子を見ましょう。」言われ、何もしてくれません。この時期に舌小帯を切っていれば構音障害になる可能性は低くなります。
構音障害は、カ行→タ行(おかあさん→おたあたん)、サ→シャ、ラ→ダと発音してしまうものです。これが幼稚園、小学校でも治っていなければ「ことばの教室」で訓練します。構音障害は舌小帯が短い、口呼吸で口を開いている、口蓋が深くなる高口蓋が原因です。舌小帯が短いと哺乳できないために口呼吸になっていきます。そのため口蓋が深くなります。更におしゃぶりをしないため鼻呼吸になりません。また、構音障害が出る3歳では乳歯が生え揃っているために術者が噛まれる可能性があります。そのため手術中は開口器を使用しなければなりません。そして手術が終わってから1時間半ぐらい舌は麻酔が効いているため面白がって子供は舌を噛みます。これが咬傷になり舌が腫れてしまいます。
3歳でもずっと構音障害で話していたために舌小帯を切っても構音障害は治りません。『滑舌割り箸』と『タン・スプリント』と『スマイル・スリーパー:Aveo TSD』によるトレーニングになります。


(4) 滑舌が悪い
 構音障害と似ていますが、滑舌が悪い原因は舌小帯が短く、いつも舌が下顎の前歯の裏側に引っ付いているためです。『低位舌』が原因です。一種の機能障害です。舌の側面に圧痕が付いているのも特徴です。治療法は構音障害と似ていますが、舌小帯切除後に『スマイル・スリーパー』装着し、その後に『滑舌割り箸』、『タン・スプリント』で治療します。しかし、高口蓋になっている場合があるため側方拡大の矯正治療の可能性もあります。最後に口呼吸のため口輪筋が弱くなっているために『パタカラ』の治療も必要になる場合もあります。これも舌小帯を切っただけでは治りません。

(5) 乳歯の反対咬合
 歯並びは「今の子は固い物を食べなくなったから悪くなった。」と言う俗説がありますが、歯並びは実は舌の前に押す力と戻す唇の力で決まるのです。舌小帯が短いと舌はどんどん前に押すのですが、赤ちゃんの時におしゃぶりをしていないため口呼吸になっていると唇の力が無いため、乳歯の前歯が生えてくると下顎の前歯が上顎の前歯より前に出る「反対咬合」になります。治療方法は舌小帯切除後に『ムーシルド』で治療します。

(6) アトピー(但し1歳ぐらいまで)
 アトピーは口呼吸のために扁桃腺が腫れて免疫機能がおかしくなるために起こります。岐阜県の飛騨地方では、昔から赤ちゃんの時に舌小帯を切れば治るとされてきました。実際に1歳の赤ちゃんの舌小帯切除を行ってから3か月後治りました。

(7) 食べるのが遅い
 舌小帯が短いために食べ物を喉の奥に持って行くことができません。更に舌の根元に付いている喉頭蓋が気管を塞げず、半開きの状態のため誤飲する危険性があります。そして口呼吸のために唇を閉じれず、鼻で息をしていないので嚥下ができません。そのためくちゃくちゃ噛んで液状になるまで噛むため満腹中枢はお腹がすぐにいっぱいになったと錯覚します。それで少食です。歯科検診の時に痩せている子供さんの舌小帯は短い場合が多いです。給食も食べるのが遅いので昼休みが無くなります。

(8) 食べるのが早い
 舌小帯が短いと舌が動かないので大きくなっている子供さんがいます。その場合は喉頭蓋と言う蓋が舌の重みで簡単に蓋ができるために噛まないで丸呑みできます。満腹中枢が噛まないためいつまでも満腹にならないために肥満になります。

(9) 睡眠時無呼吸症
 仰向けに寝ると舌が気道に沈下して呼吸が止まるのが睡眠時無呼吸しょうです。これは舌小帯が短いために起こる現象です。それで舌小帯切除後に『スマイル・スリーパー』で舌を引っ張り、『タン・スプリント』で舌の本来の位置に戻します。口呼吸の場合が多く、歯並びがV字歯列になって高口蓋になっている場合は側方拡大の矯正が必要です。これが睡眠時無呼吸症の根本治療です。


舌小帯(ぜつしょうたい)は優性遺伝


もし、あなたが滑舌が悪い場合は、あなたのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、お子さんの誰かが舌小帯短縮症の可能性があります。

舌小帯短縮症は優性遺伝で、孫子の代まで永遠に遺伝していきます。

あなたが舌小帯切除しても次の代には出現しますので覚えておいてください。

それも実は、舌小帯は赤ちゃんの時に切るのが一番有効だということを。

それは生まれて間もない赤ちゃんの細胞は、白血病の治療に臍帯血を使う様に未分化細胞が多く、生まれてすぐ哺乳する時、舌先が舌小帯でくっついていると舌本来の動きができず、退化してしまいます。

哺乳する時の舌の動きは特別です。

そのため幼児や大人の構音障害や滑舌が悪い場合に舌小帯を切ってもすぐ治らないのは、舌小帯が短いなりに変な舌の癖がついてことばを話していたからです。


舌小帯は、舌の裏側にあるのひものことです。


Ide Dental Clinic医療法人社団 井出歯科医院

〒419-0204
静岡県富士市入山瀬2-3-76
TEL 0545-71-5725
FAX 0545-72-0810
akikuni@tokai.or.jp